日本ペット訪問供養協会とは?
活動経緯
当協会は、訪問移動火葬車の推奨を前提として、訪問火葬業者に対し当協会独自の基準を使用し
指導、教育、認定などを協会全体として行う事が、今後のペット葬祭全体にとって有益であると考えています。
当協会が推奨する訪問移動火葬車の業界は、社会的に大きな不安や心配の声が多く聞こえる業界だと思われます。
その背景には、十数年前に発生した埼玉県の事件がきっかけだと思われます。
ニュースやワイドショーでも頻繁に取り上げられていましたので、ご存知の方も多いかもしれません。
埼玉県の某ペット霊園が信じられない営業をしていました。主な問題は下記の2点です。
- 1 ペットの火葬の依頼を受けた場合、ペットの遺体を預かり火葬もせずに山に捨てる。
- 2 火葬のみで、遺骨を飼い主様に返骨する依頼を受けた場合は、遺体は山に捨て遺骨は他の子のお骨を返す。
営業をしていたのは地元の元議員であり、ペット霊園・火葬炉を常設していると宣伝していたので、普通は信用してしまいます。
しかし、実際は火葬炉を持っておらず、コストを削る為に火葬をせずに捨てていたわけです。
この被害に会われた飼い主様達のお気持ちを考えると本当に許しがたい事件です。
このような極悪ともいえる業者は少ないですが、その他にも問題のある業者・霊園は数多く存在してるのではないかと思われます。
ペット葬祭業界はグレーな部分が非常に多いです。
最近は各自治体でペット葬祭関連の条例を制定する自治体も出始めてきましたが、
ほとんどの自治体では条例等の規制する決まりごとがありません。
そこで、当協会では営業形態の詳細・火葬炉の構造・排気やダイオキシン測定数値など
「20の品質基準」を独自に設定し信頼のおける業者を選別し認定を行う事でペットを亡くされた飼い主様へ
安心してペット供養ができる環境を整備し社会的信用の確立と業界全体の発展に寄与していきたいと考えています。